スキルアップ講座
ヘリテージマネージャー2023年度
スキルアップ講座2回目
今回は、国宝になっている太山寺を見学
テーマは、「建造物の防災」について
国宝や重要文化財を火災からどう守るか?
日本だと古くから残る建物は木造建築が多く
何も対策がないと火から逃れることは難しい
直近でいえば沖縄の首里城の火災が記憶に新しい
松山城の防災工事と
現在行われている太山寺の防災工事について
監視カメラを設置するのはもちろんのこと
赤外線と紫外線の両方を感知する炎感知器、
消火栓はひとりで消火出来る、易(い)操作型1号消火栓、
自動式放水銃など設置されたそう
文化財を残すのも守るのも建築士の使命
「使命」という言葉を使うと
すご~く荷が重く感じてしまうのですが
ヘリテージマネージャーの資格を持つ仲間がいることは
心強いです
太山寺は妻側の存在感が半端ないです
それもそのはず
正面7間、妻側9間の奥行きがある建物ですから
ちなみに愛媛県内の国宝は
今回見学した太山寺本堂と
大宝寺本堂
石手寺仁王門
の3つ
太山寺は仁王門が重要文化財にもなっています
今年度のスキルアップ講座は実践的内容が中心
建物見学は毎回、すご~い、なるほど~、楽しい!
だけでは、いけない
これを今後のヘリテージマネージャーの活動に活かしていかなければ
と、ドキドキしてます
(≧▽≦)
クスコラボ
田中 陽子
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